ピアノサロンについて

この度、杉谷昭子先生（1943年2月25日～2019年5月8日）のレッスン室であった「メゾンドール青戸 201号室」は、杉谷先生が生前愛用していた「Steinway & Sons D-274（1981年/Hamburg 製）」を擁し、会員制サロン「杉谷昭子 記念ピアノサロン」として甦ることとなりました。

こうして皆様に当サロン開設のご案内をすることができましたのは、多くの方々の熱意と御厚意によるものであり、特に杉谷先生の最大の理解者であり当法人の設立者である岡田裕氏、ピアノを見事にレストアしてくださった調律師の松永正行氏、防音・リフォームを行ってくださった田中渚氏（空音舎）の御厚志には、改めて深謝いたします。

当サロンでは、約30脚の椅子とテーブルを用意しておりますので、ピアノのみのご利用はもとより、室内楽のリハーサルや小規模の演奏会、講座の開催など、様々な用途でご利用可能です。また、サロン内には、杉谷先生愛用のピアノだけでなく、杉谷先生が生前使用されていた楽譜や、写真等の貴重な資料やCD も保管されおり、単なるスタジオとしてだけではなく、楽譜や音源の閲覧・研究の場としてもご利用いただくことができます。

ぜひ、当法人と志を共にする方々にご入会いただき、当サロンをご利用いただければ幸甚です。特別な会員制サロンとして生まれ変わった201号室が、末永く世界的な文化交流の地となり、再びこの場所で様々な音楽が語り継がれていく事を祈念しております。